2011年3月12日土曜日

子どもたちを無事帰宅させました。

昨日の地震は、今まで経験したことのないひどいゆれで
びっくりしました。
横ゆれが続いて、とても怖かったです。

みなさんは大丈夫でしたか?

私は授業中でしたので、
すぐに子どもたちを全員校庭に非難させ、校長先生のお話を聞かせました。
「校長先生もかつて経験したことのない大きな地震です。
落ち着いて行動しましょう。」
と顔をこわばらせて全校児童に向かって話されました。

子どもたちの中には、怖くて泣き叫ぶ子もいて、なだめるのに大変でした。

その後すぐに、教室に戻って、ランドセルを取りに行かせて、
今度は地区別に並び替えをして、担当のコースごとに
全職員で自宅近くまで送っていきました。

保護者には、学校から一斉メールで「けが人はいません。全員無事です。
この後、ゆれの様子をみながら一斉下校で児童を下校させます」
とメールを流してから、自宅近くまで送っていきました。

校舎は改築をしていたので、梁が落ちてしまっていました。
その隣のクラスは落下物で危険なため、教室に入れず、
ランドセルだけ教師が全て運んで空のランドセルを背負わせて帰しました。

校庭は小さな地割れがいくつもできていました。
途中の通学路に危険物が落下していないか、
道に地割れがないか等、点検をしながら、帰しました。

子どもたちを送り届けて、やっと、ほっとしました。

日ごろから、非難訓練をしておいてよかったなあ。
つくづく感じたことです。


今日のメッセージは

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★

 備えあれば憂いなし。

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★

備えたつもりでも、うまくいかないことも起こりました。
保護者宛に送った一斉メールは、児童が家について2時間もたったころ
やっと全家庭に届いたようです。

メールも電話も使えないことを想定しておかないと。。。

家に帰ってテレビをつけると、すごい被害にびっくり。
しばらく見ていると、どうやら電車が全面止まっているらしい。。。

東京に勤めている旦那はどうやって帰ってくるんだろう。。。
連絡をとると、「今日は職場で泊まるからね」と明るい声。

少し安心してから、旦那のお父さん、お母さん、そして長野の実家の父、母、
そして、親戚等の安否の確認がとれ、安心しました。

そして、スマトラ沖の地震や津波を他人事のように見ていた自分を
反省しました。

太平洋沖の大きな被害に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。

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