2011年4月18日月曜日

『ちょー〇ばか』シリーズ((笑^^)) ⇒
トンチンカン夫婦 ⇒ 地震・津波・原発

さわちゃんの
ぞうさん『ちょー親ばか』バージョン楽しく読ませていただきました。

さわちゃんも
かわちゃんも
海やんも親ばか。

親ばか大賛成!もっともっと親ばかになってね!!

私もクラスの子ども達も、童謡の「ぞうさん」が大好きで、
一緒によく歌いました。

詩は、まどみちおさんの代表作で
歌詞は「自らのもつ差異を肯定し、誇りとするもの」とされていて

まどさんは、
「『鼻が長い』と言われれば
からかわれたと思うのが普通なのですが、
子ゾウは『お母さんだってそうよ』
『お母さん大好き』と言える。」素晴らしい。
と語っています。

ぞうさんの詩を発表するまでに、
いくつもの言葉をあてはめてみて、
何度も何度も書き直して、やっと「ぞうさん」の詩が完成したそうです。

まどみちおさんも『ちょー親ばか』だったのかもしれませんね。

まどさんは、動物が大好きで、ありやくまなどをよく観察しています。
1年生の国語の教科書には、「くまさん」という詩が載っています。
この詩もまたかわいい詩ですよ。

先日テレビを見ていたら、NHKで

息の次に大事なもの・・・言葉
NHKスペシャル ふしぎがり まど・みちお100歳の詩
という番組をやっていました。

まどさんは、現在は、100才。
奥さんは93歳。

認知症(アルツハイマー)をずいぶん前から患っていて
まどさんは入院する前、奥さんの行動に悩まされていたそうです。

今は奥さんが入院されている病院に通って看病をされています。


ある時、認知症のことを

「アルツのハイマーくんのトンチンカン」

と愛称で呼ぶようになってから、認知症を受け入れ、
認知症の見方が変わって、夫婦2人で認知症を楽しみながら
過ごしているとお話されていたことが、印象に残りました。

奥さんのことが大好きなんでしょうね。
奥さんだけでなく、アルツハイマーも愛しちゃうなんて、すごいです。

その頃のおもしろい詩がありますので紹介します。


トンチンカン夫婦

 満91歳のボケじじいの私と
 満84歳のボケばばあの女房とはこの頃
 毎日競争でトンチンカンをやり合っている

 私が片足に2枚かさねてはいたまま
 もう片足の靴下が見つからないと騒ぐと
 彼女は米も入れていない炊飯器に
 スイッチ入れてごはんですようと私をよぶ

 おかげでさくばくたる老夫婦の暮らしに
 笑いはたえずこれぞ天の恵みと
 図にのって二人ははしゃぎ

 明日はまたどんな珍しいトンチンカンを
 お恵みいただけるかと胸をふくらませている

 厚かましくも天まで仰ぎ見て・・・


現実に戻って、今の日本の状況を考えると、
今は、逃げることも、誰かを攻めることもしないで、
ただただ受け入れて地震と津波と原発事故を「愛すること」が
できたらいいのかもしれませんね。
(今、これを書いたあと、どばーっと涙が溢れてしまいました。。。)

外国人は、母国に帰ってもそれは攻めることができない。
外国人の母親なら、
「帰っておいで」
きっとそう言うことでしょう。

でも、私は日本に生まれ、日本が大好きなんだから。。。

地震と津波と原発事故から
逃げることも、誰かを攻めることもしないでただただ受け入れて
今、自分でできることをやり、
ひたすら前に向かって歩んでいきたいと思います。

そうしたら、

地震ちゃんと津波ちゃんと原発ちゃんを愛して、

これからうまくつきあっていくことができるかもしれませんね。


今日のメッセージは

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★

 地震と津波と原発を愛称で呼んでみよう。

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★

さわちゃんのおかげで、大切なことに気がつくことができました。
さわちゃん、ありがとう!

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